スズメバチ

オオスズメバチ・・・世界最大級のスズメバチ

危険度*****

 日本に生息するハチ類の中で最も強い毒を持ち、攻撃性が非常に強く強力なアゴで相手を噛み捕食対象を攻撃する

体長:女王バチ4~5cm  働き:2.7~4.5cm

   雄バチ2.7~4.5cm

時期:4月~10月

分布:日本では北海道から九州・屋久島 種子島周辺

特徴:オレンジ色っぽい体・胸部は黒・腹部は黄色と黒色縞模様・羽は茶色  雄バチは毒針を持たない

巣を作る場所:

 里山や山間部の木の根元や土の中・樹洞などの閉鎖空間

 成虫は樹液にも来る

 巣盤数は4~10層・育房数は3000~6000房

餌:昆虫やクモ(昆虫類を肉団子にして幼虫に与える)

   樹液・花蜜

   秋口には集団で他のスズメバチやミツバチの巣を襲い、殺した働きも幼虫のエサにする

襲った巣の幼虫やさなぎもエサになる

習性:越冬前に交尾を終えた女王バチは土の中や朽木の中で越冬し、4月から5月頃になると単独で巣造りを始める。

最初は小さな巣を造り、卵を産み約1か月間は女王バチ1匹で巣を大きくしエサを集め育児をする。

働きが成虫になると女王バチは巣の中にとどまり産卵と巣の中の社会秩序を保つ仕事に専念。

秋口になると新女王バチが現れ、旧女王バチは死に解散になる。

注意時期:秋口は多くの雄バチと新女王を養育しなければならない一方でエサになる昆虫類が少なくなる為、ハチの攻撃性は非常に高くなり被害は多発します。

スズメバチは一度刺した後、再度体制を立て直し攻撃してくる。(毒のある限り何度も刺す)

刺すだけでなく、毒液を相手の衣服にまき散らし他のハチを呼びよせます。

 

キイロスズメバチ・・・攻撃性の強いスズメバチ

危険度:*****

全国的に生息し北海道~九州・屋久島・対馬の平地から低山地。都市部でも普通に見かけ生活圏にも多く生息。

凶暴で警戒心が強く神経質。敵に対して執念深い。

巣の近くを通るだけでも攻撃性が強く、人が刺される被害が最も多いスズメバチの一種。

体長:女王2.5㎝ 働き1.7~2.4㎝

時期:4月~11月頃

特徴:強い黄色やオレンジ色

巣を作る場所:

屋根裏・壁・土・床下など雨風凌げる場所や閉鎖空間に巣を作った後、軒下など開けた場所に作ることもある。巣のサイズはスズメバチの中でも最大。

餌:昆虫から残飯まで食べタンパク質などの栄養を取る。クヌギ・カシ類・ヤナギ類の樹液

幼虫ートンボ・バッタ・ハエ・クモなど空中を飛ぶ昆虫を狩り、セミも捕食する。

習性:昆虫を捕まえて肉団子にして昆虫の餌にする。

成虫は幼虫が出すタンパク質入りの栄養液を食す。

甘い物も大好きで樹液や花の蜜をを食べ、ミツバチの巣を襲って餌にすることもある。

キイロスズメバチは白黒で色を認識。

黒に近い茶・青・赤・紫などは黒に見える。臭覚が鋭く、遠くにある花の香りや仲間が出すフェロモンなどを嗅ぎ分け、甘いニオイのジュースや香水・制汗スプレー・柔軟剤の香りはを刺激し攻撃的にしてしまうことも。

自分の身体を傷つけずに敵の身体に刺した針を抜くことができるため何度も敵を刺す。

攻撃性の強いキイロスズメバチは、巣に近づいただけでも襲われる危険の高く、敵とみなされると毒を吹きかけられ集団で襲い掛かってくることもある。

誤って巣に近づきハチが襲い掛かってきても、手で払いのけたり、走って逃げたりなどの急な動きはを刺激し、追いかけてくるためNGです。腰を下げて屈むようにゆっくりとその場から離れるようにしましょう。

 

モンスズメバチ

危険度****

北海道~九州の平野部から低山地。オオスズメバチやキイロスズメバチほどではないが強い毒性・攻撃性を持つ。

他のスズメバチは夜間に飛び回ることはしないが、モンスズメバチは日没後もしばらくは活動する。

体長:女王2.8~3.0㎝ 働き2.0~2.8㎝ 雄2.1~2.8㎝

時期:4月~10月頃

特徴:腹部黒色に黄色、又は赤褐色の班紋。腹部黄色に黒い帯が波打った模様

巣:樹木や民家の天井裏などの閉鎖空間に作る。形状は下側が大きく開いている。手狭になると引っ越しをする。

餌:セミ。セミが少ない時期にはトンボ・バッタ・クモ・チョウ、ミツバチなどの昆虫も捕食。

習性:巣やに刺激した人間には容赦なく攻撃してくる。毒針の毒性はオオスズメバチほどではないが、アナフィラキシーショックのような重い症状を引き起こす可能性がある。巣はやや大きめで茶系統の球体になる。同じ場所に複数個の巣を作ることもある。比較的目の行き届く場所に巣を作るキイロスズメバチとは異なり、見えにくい場所に巣を作るモンスズメバチは、人間と接触する機会も少なく、尚且つ他のスズメバチよりも個体数も少ないため、被害件数も少ない一因となる。

モンスズメバチの数が少ない原因は、食性にあり、他のスズメバチと違い「セミ」を好んで捕食していることが関係していると考えられる。

モンスズメバチの特徴として、見えにくい場所に巣を作り遭遇しにくい反面、発見しにくいことで思いがけない場所から出て来て刺激してしまうこともあります。その上、モンスズメバチは日が落ちてからもしばらくは行動し続けるため夜間だからと油断は禁物です。

 

チャイロスズメバチ

危険度***

北海道から東北・中部地方の山地、日本海側からの記録が多い。本州中部などに生息。近年では関東地方、低地でも発生。

体長:女王3.0㎝ 働き1.7~2.4㎝ 雄2.0~2.7㎝

時期:9月~10月頃が最も活発

分布:西日本各地、和歌山・島根・山口・四国・広島

発見例は比較的少ない

特徴:頭部や胸部は赤褐色で腹部は黒色

巣:別のスズメバチの巣を乗っ取る

餌:バッタやクモ類などの昆虫

習性:チャイロスズメバチの女王は他のスズメバチよりも少し遅めに冬眠から目覚め、単独でキイロスズメバチやモンスズメバチの巣に入り込み、相手の女王を殺して巣を乗っ取る。始めは乗っ取り先の働きが子育てを行いますが、チャイロスズメバチ自体も働きを産み、しばらくの間は2種類のハチが共生します。次第に元居たスズメバチが死んでいき、チャイロスズメバチの巣として入れ替わります。このような性質を持つスズメバチを「社会寄生性のスズメバチ」と呼ぶ。チャイロスズメバチの持つ毒は濃度がオオスズメバチよりも高く、刺された時の痛みが一番強く危険度も高い。攻撃のために策だけでなく、毒液を霧状に撒くこともあり、目に入ると失明に至ることも。

 

 

サンプル

アシナガバチ

*セグロアシナガバチ…アシナガバチのなかでも最も大きく攻撃性が高く毒性も強い。

体長:2.1~2.6㎝

特徴:黒地に黄褐色の斑紋・羽の裏が黒い。雌は触覚の大部分が黄色

時期:3月~4月

分布:北海道を除く日本全国 市街地でもよく見られる

営巣場所:人家の軒下や屋根付近、枝など雨風凌げるような場所。巣は円盤状の形。

餌:幼虫ー毛虫やイモムシ 成虫ー幼虫が分泌する栄養素

習性:4月頃に冬眠から目覚めた女王が一匹で活動を始め巣を作りだし卵を産み付ける。5月~7月下旬には卵は孵化し、孵化したはやがて働きとなり、営巣活動や子育てを行う。働きの数が増えていくことで、巣も大きくなっていく。大きくなった巣は最大15㎝ほどになり、中には働きが50匹程度いることも。スズメバチの巣と比べると小さめな巣になるが、他のアシナガバチの巣はほとんどが10㎝程度と小さめなのでセグロアシナガバチは同じ種類のなかでも大きいサイズになる。

7月~9月頃にかけて、雄と新女王が誕生し、この頃の働きは新女王を守るために警戒心も高まり、活発に行動をするため、人への攻撃性が高まり危険な時期となる。11月頃にはたちの活動は終わり、女王は越冬のため巣を離れます。女王は主に土や物陰などに移動しますが、その際の行動を行う中で、人家や洗濯物に紛れ込むことも多い。

 

*キアシナガバチ…日本のアシナガバチの中で最も強力。刺された時の痛みはスズメバチに匹敵する。

体長:2.1~2.6㎝

特徴:体色は鮮やかな黄色と黒色。背中に黄色い斑紋が2つ入っているのが特徴的。

時期:4月~10月

分布:日本全土の低山地

営巣場所:軒下・戸袋・木の枝・壁面など。巣の形はお椀をひっくり返したような巣穴が丸見えな形

餌:幼虫ーアオムシやバッタなどの昆虫。成虫ー花の蜜や樹液、幼虫から分泌された栄養液

習性:キアシナガバチは他のと違い、冬は軒下などの暖かい場所で春を待つ。子育てが終わった巣を使わずに、巣を持たずに成虫になった個体は壁などの隙間に集団で過ごすこともある。新たに巣を作り出す女王は木の繊維と唾液を混ぜながら巣を作り、1~3個の部屋ができたら卵を産み付けていきます。6月頃には働きが孵化し始め、女王は産卵に専念する。

8月頃には雄や新女王が誕生し10月頃に交尾を行い冬眠のため旅立つ。巣のピーク時には、働きの数は50匹程度と比較的少ないが、日本のアシナガバチの中では最も攻撃性が高く、巣に近づくと身体を震わせて威嚇してきます。刺された時の痛みや腫れは、アシナガバチの中で最も激しい。

 

*フタモンアシナガバチ…やや小型で毒性は少ない

体長:1.4~1.8㎝

特徴:体色は全体的に黒色で黄色の縞の斑紋があり、腹部に丸い対の2つの紋。脚は黄褐色

時期:3月~10月

分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄

営巣場所:家の軒下、樹木や藪の中、建物の隙間、石垣の隙間など比較的低い位置、開けた明るい場所などに作られる。巣の形は板状に平べったく大きくなっていく。

餌:幼虫ーバッタや蝶などの昆虫。成虫ーアブラムシの甘露や花の蜜

習性:女王が一匹だけで巣を作り始め、卵を産み付けていく。幼虫(働き)が孵化する6月頃から巣は拡大していき、夏の終わり頃には新女王がと雄が巣を離れ交尾。雄はそのまま死に、新女王は越冬に入る。

攻撃性は低いものの、巣に近づき刺激すると刺さしてくる。春から夏頃に草刈りや木の剪定など行っていると誤って巣を刺激し刺されてしまうケースが増えている。

秋の終わりには新女王の越冬場所を求めて活動するため、時折洗濯物に潜り込んでしまったり、取り込む際に刺されてしまうこともある。

 

 

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