害虫
毛虫
・チャドクガ(茶毒蛾)
毒針を持つ代表的な毒毛虫
体長:25cm程度
体色:頭と胴体は淡黄褐色 黒色に近い体で
フサフサとした黒白の長い毛が目立つ
生態:チョウ目ドクガ科の昆虫。
4~10月頃にかけて年に2回発生する。
春と秋頃に各地で大量発生することが多い。
分布:本州や日本各地で分布
食性:ツバキ・サザンカ・主にツバキ科類を好むため、
庭先や公園などの屋外では注意が必要。
活動時期:5~7月頃に孵化した幼虫が活動し出す。
9~10月頃にも夏に産卵した卵から
孵化した幼虫が集団になって発生する。
近年では気候の影響で
10月以降にも発生。
発生場所:主にツバキ科類の植物の葉の裏に
密着して生息。庭木や公園などでも
活動時期に大発生する。
成長過程:卵から蛹(サナギ)、脱皮を行い幼虫は
一斉に成長する。
集団で移動しながらひとつの樹木に
集まり葉を食べ成長。
やがて個体が分散する
ようになり移動範囲が広がる。
葉から地上、コンクリートにまで
移動し人害に影響を与える。
特徴:毒を持つ毛虫のなかで
最も代表的なチャドクガ。
卵から成虫(蛾)になっても体には数十万本も
の毒針毛を持つ。毒針毛は0.1㎜の微細な毒針。
毛虫(幼虫)は50万本もの毒針を持つ。
蛹(サナギ)や脱皮した殻、死骸にも毒針毛を
持ち、風で飛散することで、
チャドクガに直接触れていなくても
衣服などに付いた毒針毛に触れたり
刺さってしまうことで皮膚炎などの
症状を引き起こす。
★チャドクガ皮膚炎
チャドクガの毒針毛に触れたり、
刺さってしまったことで激しい痒みや痛みなどの
症状が現れます。症状は個人差がありますがすぐに
発症するのではなく、数時間経ってから
気付く場合もある。
症状は2~3週間痒みが続いたり、
アレルギー体質やチャドクガに刺さるのが
2回目以降などの場合、一回目よりも重症化することが
ある。痒い場合でも、毒針を取り除く必要があるため
かきむしるなどせず皮膚科へ受診しましょう。
・ドクガ
体長:雄は1.4~1.7㎝ 雌は1.8~2.0㎝
体色:全体的に黒色。頭からお尻にかけて
胴体はオレンジ色の縞模様。
体の筋からは長い毛束が生えている。
生態:チョウ目ドクガ科の昆虫。幼虫の発育は早く
脱皮を繰り返し11月頃には
落ち葉の下で集団で越冬する。
そして翌春に再活動を行う。
分布:北海道・本州・四国・九州
食性:サクラ・ウメ・クヌギ・バラ・カキの木など、
多くの木の葉を好んで食害し
卵を産み付け産卵する。
活動時期:5~6月頃、年に一回発生。
幼虫のまま越冬して
春には活発に活動し出す。
集団で葉を食害し成長する。
6月以降になると分散し活動をする。
発生場所:サクラやウメなどの好む植物の
葉の裏や枝にも密集して生息する。
ドクガの好む限られた庭木や公園などの
街路樹付近では要注意。
特徴:チャドクガ同様、わずか0.1㎜ほどの毒針毛を持
ち、卵~蛹(サナギ)~幼虫の順に
成長過程でも毒針毛を持つため
素手で触れると皮膚炎などを引き起こす。
約600万本ほどの毒針毛は
チャドクガの幼虫の12倍にもなる。
★ドクガ皮膚炎
刺すのはチャドクガとドクガなどの一部の種類。
最も多いのがこれらの2種類。
チャドクガ同様、刺されたり触れてしまうことで
赤い発疹やかゆみ、痛み、蕁麻疹などが生じる。
個人差はあるが、チャドクガに刺された時以上の
激しい痒みが起こる場合があるため、
早めの治療受診が必要。
・イラガ
体長:約20~25㎜
体色:全体黄緑色で背筋に真っすぐなラインが入った
特徴的な特徴的な姿。
サボテンのように棘が多く目立つ。
生態:チョウ目イラガ科に属する昆虫。幼虫(毛虫)は
脚が短くずんぐりした体には多くの棘を持つ。
分布:北海道から九州まで分布
食性:サクラ・ウメ・カキの木・リンゴ・ケヤキ
カエデ類・ヤナギ類など多くの植物。
食性は幅広く雑食性。
活動時期:7~8月、10~11月頃にも再び発生。
秋には繭(まゆ)を作り越冬。
春には蛹(サナギ)になり、夏に成虫(蛾)
となる。後に産卵を行い
夏頃にも幼虫が発生する。
発生場所:果樹・樹木全般に発生。
庭木や公園の街路樹も発生することが多い。
特徴:幼虫(毛虫)の持つ棘に触れると
電気の走るような痛みを感じ皮膚炎を起こす。
痛みは比較的早く収まるが、
触ってしまった時の痛みは強く
通称・デンキムシとも呼ばれる。
イラガ類
主にイラガ、ヒロヘリアオイラガ、アオイラガ、ナシイラガ、ヒメクロイラガ、ムラサキイラガなどがいる
・マツカレハ
体長:終齢幼虫 約6.5㎝ほどにもなる大型の毛虫。
成虫(蛾)になると毒針毛はなくなる。
体色:背面は銀灰色、腹面は金色に近く
背面には藍黒色の長い毛を密生させており
腹部に毒針毛を持つ。
生態:チョウ目カレハ科
分布:日本全国
食性:もみの木・マツ類
発生時期:8月~10月。4月~6月の年に2回発生。
最も春の時期に発生被害が多く
卵から孵化した幼虫(毛虫)は
はじめは集団で葉を食べて
成長していき、大きくなるに連れて分散して
樹木全体に広がり食害する。
他の毛虫に比べて脱皮が多く、
木の上で4回ほどの脱皮を繰り返し
木を降りて落ち葉の下や樹皮の間などに
潜り込み越冬する。
冬が過ぎると再び木に登り成長を続ける。
体に生えている黒く長い毛は0.5㎝~1.5㎝程度の
毒針毛で、触れると皮膚に刺さると激痛が走る。
繭(まゆ)にも毒があるため触れると危険。
成長は早く、木全体に散らばってしまうと駆除が難しい。
・ホタルガ
体長:25㎜程度
体色:透明感のある黄色に黒いラインが入り毒針毛はない
生態:チョウ目マダラガ科
分布:ほぼ日本全土
食性:サカキ・ヒサカキ(ツバキ科)マサキ・マユミ
(ニシキギ科)
発生時期:4~6月・8~9月の年に2回発生
期間内に産卵する数は
200~300匹程度とされる
(気温の変動により異なる)
庭木や公園、神社や雑木林などで
見られることが多く、
葉の上にいることが多い。
特徴:毒針毛はないが、危険を察すると体表から毒のある
粘液を出し、それが肌に触れると約10時間後に
触れた場所が赤く腫れたり、痒みなどが生じる。
症状は2日ほどで落ち着くことが多い。
成虫(蛾)はサカキやヒサカキ・マサキなどの葉に
卵を産み付け、産まれた卵は早くて10日、
遅くても一カ月程度には孵化する。
次々と産まれる幼虫は食欲旺盛で
葉を食べつくすこともある。
繁殖期に入ったホタルガは
少し気性が荒くなる傾向があり
成虫の平均寿命は一週間前後とされている。
クモ
・セアカゴケグモ・・・毒あり(雌のみ)
体長:雌は10㎜前後 雄は3~5㎜
体色:雌は光沢を帯びた黒色で腹部背面に赤い模様。
雄は褐色がかり腹部背面に白い斑紋。
生態:真生クモ目ヒメグモ科
寿命は雌が2~3年、雄は6~7ヶ月
分布:42都道府県
食性:昆虫等
活動時期:1年間通してだが4月~10月が多い。
生息場所:日当たりが良い場所や人工的な物を好む
・ジョロウグモ・・・毒あり
体長:雌は20~30㎜ 雄は6~10㎜
体色:黄色と黒の縞模様
生態:ジョロウグモ科ジョロウグモ属 寿命は約1年
分布:本州から九州、沖縄本島北部まで知られており
北海道にはいない。
食性:獲物は多岐にわたりセミやスズメバチなども
捕食する。
活動時期:夏頃に成熟し秋頃に産卵。
5月中旬頃に産まれる。
生息場所:庭先、雑木林
・カバキコマチグモ・・・毒あり
体長:10~15㎜程。雄の方が小ぶりだが極端な差はない。
体色:黄色
生態:フクログモ科コマチグモ属 寿命は約1年
分布:日本全土
食性:肉食性で主に昆虫類を食べる。
嚙まれると日本一痛いクモとも言われている。
活動時期:秋頃に卵を産み幼体で越冬。
6~9月に成体になる。
生息場所:ススキなどの葉に巣を作る。
野外がメインだが稀に家にも侵入する。
・ハイイロゴケグモ・・・毒あり(雌のみ)
体長:雌は6~9㎜ 雄は3~4㎜
体色:茶色、灰色、黒色と個体差がある
生態:ヒメグモ科ゴケグモ属 寿命は雌が3年
雄は半年から1年
分布:東京都、神奈川県、愛知県、大阪市、京都府、
岡山県、山口県、福岡県、宮崎県、鹿児島県、
沖縄県
食性:主に昆虫類
活動時期:1年中活動
生息場所:日の当たる場所、側溝、壁の割れ目
自動販売機の下、花壇などのくぼみ。
・アシダカグモ・・・毒無し
体長:雌は20~30㎜ 雄は10~25㎜ 左右の脚を伸ばす
と約100㎜程度
体色:灰褐色
生態:アシダカグモ科アシダカグモ属 寿命は3年以上
分布:本州、四国、九州、沖縄
食性:主に昆虫類
活動時期:1年中(6~8月が多い)
生息場所:夜行性の為日中は物陰に潜み夜になると
出てくる。
ハエトリグモ・・・毒無し
アダンソンハエトリ・・・毒無し
イエユウレイグモ・・・毒無し
ヒラタグモ・・・毒無し
ジグモ・・・毒無し
ダニ
・イエダニ
体長:雌は1mm 雄は0.7~1mm
体色:白から淡褐色 (吸血後は赤黒色)
生態:ダニ目オオサシダニ科
分布:日本全国
食性:吸血性
活動時期:5月頃に発生し7月~9月は最盛期
発生場所:ネズミの体や巣が主だが、ねずみが家に侵入
しそこから人も吸血する。
割れ目や暗い場所に潜む。
特徴:人から吸血する場合露出した肌よりも
ズボンの裾などから衣服に入り、柔らかい部分を
狙って吸血する。
高温多湿の梅雨や夏にかけての時期はダニにとって
好条件のためこの時期に増殖する子が多い。
・ヒョウヒダニ(チリダニ)
体長:0.3~0.4mm
体色:乳白色
生態:ダニ目チリダニ科
分布:日本全国
食性:ほこり、フケ、垢、有機物など
活動時期:一年中
発生場所:カーペット、ベッド、まくら、布団、ソファー
温度20~30℃、湿度60~80%程度を好む。
・コナダニ
体長:0.3~0.5mm
体色:体は乳白色、口器と脚は黄土色、薄赤茶色
生態:ダニ目コナダニ科
分布:日本全国
食性:様々な食品(砂糖、小麦粉、味噌、削り節、
チーズ、チョコレートなど)
活動時期:6~8月上旬と秋~冬にかけて多くなる
生息場所:様々な食品や畳
・ツメダニ
体長:0.2~1mm
体色:淡黄橙色
生態:ダニ目ツメダニ科
分布:日本全国
食性:他のダニ(ヒョウダニ、コナダニ)小昆虫等
活動時期:梅雨時期、秋口に増殖。8~9月に被害増加。
生息場所:カーペット、畳など
・マダニ
体長:吸血前3~8mm 吸血後10~20mm
体色:赤褐色
生態:ダニ目マダニ科
分布:日本全国
食性:人・犬・猫などを吸血する
活動時期:成ダニは春から夏に
生息場所:山林や川原、草原・森・畑
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