毒を持つ毛虫注意!
チャドクガ発生

日本で毒を持つ毛虫として有名なチャドクガは卵から成虫まで毒針を保有しています。

成虫時に産み付けられた卵は寒い時期を超え、年2回発生します。

卵から生まれたチャドクガは、1度脱皮をし、2齢幼虫になり体に毒針が生えてきます。

毒針は風などで飛散することもあるため、知らないうちに毒針に刺されていることもあります。

危険な毛虫

毛虫に刺された

チャドクガ

庭・玄関先・公園・学校などに植えてあり、綺麗な花を咲かせるツバキやサザンカ。

それらの木を狙って、葉を食害する毛虫チャドクガは年2回発生します。

1度目・5月~6月

2度目・8月~9月

卵から孵化し毛虫(幼虫)になります。

 

危険な毒針毛

毒を持つ危険な毛虫チャドクガは、(成虫が卵を産む時に毒針毛を付着する)から幼虫(毛虫)、さなぎ成虫になるまですべての段階で毒を持っています。

毛虫を発見したから駆除しよう!

駆除の際には完全防備!油断しては大変なことになってしまいます。

シャツを2枚重ねで着ていても・・・写真の通り、毒針に触れ、かゆみ・発疹が出てしまいました。

気を付けていても、どこからか入ってしまう毒針。

毒針は長さ0.1mmほどの目に見えない微細な毒針です。

 

駆除した後の死骸にも毒針毛は残っているため十分注意しましょう!

kujo

毛虫駆除は徹底的に!

卵のうちの対策が有効

チャドクガの卵は黄色っぽいのフワフワした固まりで、サザンカやツバキに葉の裏に付いています。

チャドクガは卵・幼虫・成虫とすっべての段階で毒を持っています。

そのため、一番駆除しやすいのは動くことのない卵の段階が最も良いタイミングではないでしょうか。

大変かもしれませんが、卵のある葉を切り、袋に入れ処分。その後、木全体に毛虫用の薬剤を散布する。

という方法で孵化する前に駆除を行えば、ツバキやサザンカの木を守り、毛虫に刺される心配もなくなるのではないでしょうか。

 

しかし卵の段階で探しだすのは大変な作業。

気付いた時には幼虫になっていることが多いのではないでしょうか。

 

チャドクガは厄介な毒を持ち、取り扱いが面倒な毛虫です。

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来年にまた被害

年に2回の繁殖

2回目の8月~9月に発生したチャドクガの幼虫(毛虫)は11月頃までに成虫になり、葉の裏側などに卵を産み付けます。

産み付けられた卵はそのまま冬を越し、春になると幼虫(毛虫)になります。

 

成虫(蛾)→卵→幼虫(毛虫)→さなぎ→成虫(蛾)→卵・・・・

毛虫ポスター

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